2012-02-25

風を待つベンチその2

前回紹介した「風を待つベンチ」ですが、

大人が二人座っても大丈夫な強度を出すために
丸い棒を斜めに入れて補強しています。

足元をすっきりかつ丈夫に

ギャラリーに来たお客様に伝えきれないことをここで少しずつ補足していけたらと
思っています。







普段扱っている素材のひとつ、アメリカンブラックチェリーは
バラ科サクラ属の広葉樹で主にアメリカの北東部に生えていて、

日本の木で言うとサクラにあたります。

家の近所の花屋に山形県産の山桜が売っていたので、
このギャラリーに合うかなと
買って花器に生けることにしました。

高さが花器の三倍になるように生けるのが基本だとか。

それは花器を含めた高さなのか、入れない高さなのか…
よくわからないまま花器に挿してみる。

春には花が開くのかな。





2012-02-17

風を待つベンチ

ギャラリーオープン当初から多くのお客様に座っていただいた木のベンチ。
それを、今回細かいデザインを見なおしてリニューアルしました。


親子で並んで座ったり、もちろん大人ふたりでも座れます。
座面に緩やかな曲線がついており、長く座っても疲れません。


そして其の名も「風を待つベンチ」


部屋の中で風を感じられるような
そんな思いを込めました。



W1100 D360 H415 ¥88,600


2012-02-01

木目月


もののはじまりが 一ならば
国のはじまりが 大和の国、
島のはじまりが 淡路島。
泥棒のはじまりが 石川の五右衛門なら
ばくち打ちのはじまりが ・・・
・・・初めばかりでは話しにならない!

とは 
寅さんの名口上でありますが
暦の上でも 本日から二月、如月が始まりました。

皆様 こんにちは
お元気でお過ごしですか?

如月という名前を調べてみますと、他にも木目月(このめつき)なんていう
親しみのわくような名前の別名があったり、初花月(はつはなつき)や雪消月(ゆききえつき)といった、春の芽生えや雪解けを感じさせる素敵な呼び名もあるようです。

ですが、今はまだまだ暦も変わったばかり。
さらに今年は一段と寒さが厳しくもあり、寒さに耐え忍ぶ木たちや いつもは早咲きの梅さえも春を待ちわびているかもしれませんね。


さて、工房では先日、入り口が新しい扉になりました。
これまではギャラリーの扉のすぐ横にもお隣のアパートの扉があり、どちらが入り口なのか区別がつきにくいことから開け放していたのですが、今回は先代の扉の木も一部取り入れ、古い名残を残しつつも新しい扉を手作りしてみました。





「どなたもどうかおはいりください。
決してご遠慮はありません」
(注文の多い料理店)

・・みたいなことはありませんので、ご安心ください



現在、ギャラリーでは展示品の入れ替えを実行中です。
平常通りギャラリーはオープンしておりますが、お客様のいない時間は新しい商品を
ということで、一日に何度もギャラリーと工房の間を行ったり来たり。
まるで、冬ごもり前の忙しいリスのよう(?)

新商品をお披露目できるのを愉しみに、今日も明日も シュッシュとカンナをかけておりますので
どうぞおたのしみに!